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プログラム

演劇ユニット水蜜塔 第7回公演『12月34日』 作・演出:風早孝将

『12月34日』フライヤー

逃げろってどこなん、遠くにってどこなん。

[あらすじ]
国内で重大な爆発事故が発生した。 少し前であれば隠蔽も可能であったろうが、現代において、情報は一日のうちに国内外に広まることとなり、とにもかくにも国民の命を優先せざるを得ない観点から、政府は国民に喫緊にして乱暴な国外退避通告を発せざるを得なかった。しかし、海洋国家である我が国にとって、現実的な問題として国民を輸送する船舶や旅客機が十分に存在するわけでもなく国内は混乱を極めた。
この物語は、岡山市と思われる地域に住んでいる、ごく普通の家族(父、母、子ふたり)とその周りの人々、そして先の世界に生きる記録者と呼ばれる人間が体験した出来事を断片的に追う。

[創作意図]
平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、震災後9ヶ月を経ようとしている現在においても、その爪痕を深く残している。とりわけ、原子力発電所事故を受けた福島県の状態は深刻であり、今なお多くの県民が住み慣れた風景を追われ、流浪の人生を余儀なくされている。
本作品では原発事故をモチーフに、岡山を舞台に、様々な登場人物を絡めた架空の物語として立体化させるものである。しかし、福島で起きた出来事をリアルな形で追体験することを意図してはいない。何が起きたかを直接語ることはせず、現代と遥か先の未来、現実と夢想を往復させながら、様々な表現で観客それぞれに福島や岡山、家族や未来などに思いを馳せることのできる作品になればと考えている。

■日時

2012年
◎3月3日(土)16:00,19:30開演
◎3月4日(日)14:00開演

■会場

岡山県天神山文化プラザ
(岡山市北区天神町8-54)
TEL 086-226-5005


■キャスト

岩本有加、内海美樹、大西千夏、荻田眞子、柿本真二、加藤みわ、葛波羅踏馬、ザ☆ローリー、
武内浩一、タゴヒロツグ、チェリー竹島、とほいちゲン、城尋士、山口佳子

『12月34日』稽古風景

■スタッフ

作・演出=風早孝将
照明=黒木重行((有)スペースアート) 音響=エダタツキ 舞台監督=井上瑞穂
美術=田谷麻美 制作=市美穂、古本径子 プロデューサー=大森誠一


■料金

全席自由
前売1,500円 当日1,800円

■チケット取扱

ぎんざや(TEL086-222-3244)
岡山県天神山文化プラザ(TEL086-226-5005)
NPO法人アートファーム(TEL086-233-5175)


■主催

演劇ユニット水蜜塔、NPO法人アートファーム、岡山県天神山文化プラザ

■後援

岡山県、岡山市、山陽新聞社、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、読売新聞大阪本社、RSK山陽放送、OHK岡山放送


■予約・問合せ

NPO法人アートファーム



■プロフィール

<演劇ユニット水蜜塔について>
演劇ユニット水蜜塔は、地域において舞台芸術の本格的な人材養成をめざして2001年に創設された岡山舞台芸術ゼミナールの修了生らによって、2003年9月に結成されました。
戯曲・演出・演技・舞台技術などの第一線で活躍する専門家のもとで、基礎と実践を学んだメンバーが中心となり、2004年7月にオリジナル作品『ただようように』(脚本:林田恵里、演出:水沼健)を西川アイプラザホールとサンポートホール高松で旗揚げ公演しました。その後、ドラマリーディング、朗読ミュージカル『天神遊戯』に参加し、以降2006年7月『しだいにこども』(脚本:林田恵里、演出:風早孝将)、2007年3月『Voices』(脚本:森谷めぐみ、演出:風早孝将)、2008年7月『足の生える地平』(作・演出:風早孝将)、2009年5月『全てに隣接するが何よりも遠く』(作・演出:風早孝将)、2011年3月『MORAL』を上演しました。また、静岡県舞台芸術センターとの三ヵ年にわたる共同制作事業であるプルーラルシアタープロジェクトの、『王女A』(2007年11月~2008年1月 作・演出:松田正隆)と『草迷宮』(2008年11月 脚本:岸田理生、演出:角ひろみ)に劇団員が参加するなど、着実に演劇活動の地歩を築きつつあります。

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